保有株含み損益 2023年5月27日
目次
お投資マミちゃん 投資報告
今週は、2件利確・2件購入でした。
成長スピードは個人差がありますがコツコツつづけていればいずれは花が開く
理想と現実が違うと悩まられる方は、
失敗トレードの悪かった所を分析しきれていない所です。
慣れてくると、トレードの姿勢は仕事の姿勢と似てきます。
姿勢ともう一つに必要なのは、お金を張る勇気です。
小銭でアワアワしているのは、行動に自信がないからです。
自信は練習(勉強)からしか生まれません。
ビジネス書など読み、自己を高めるのも良いです。
簡単にいかない世界です。
ジリジリ後退・現状維持で、もどかしいと感じている人は
改善と行動を意識してみてはどうでしょうか
利確・約定・損益画像
株式投資を行うには、その株式の置かれている市場全体を理解することも大切ですが、
個別株式の判断材料として、銘柄ごとに評価できる指標が大切です
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有利子負債比率とは?有利子負債比率の意味
最初に、有利子負債比率の意味について解説します。
有利子負債とは、利息を含めて返済しなければならない負債と自己資本のバランスを指す経営指標です。
主な有利子負債には、銀行等からの借入金や社債が該当します。
多くの中小企業は社債を発行していないので、有利子負債は短期借入金と長期借入金の合計となるのです。
有利子負債比率は財務状況の安全性を表す指標です。
そのため、有利子負債比率が低いほど投資するリスクが低いと言えます。
有利子負債は毎月(毎年)金融機関等に金銭を支払う為、その分だけキャッシュが流出します。
有利子負債が多いほど流出するキャッシュも多くなる為、資金繰りが悪化する可能性が高まり、資金繰りの悪化が進行すると、倒産するリスクも高まります。
今現在業績の良い企業でも有利子負債比率が高いケースでは急激に経営が悪化するリスクがあります。
有利子負債比率を計算するうえでの注意点
上述の通り、有利子負債比率は企業の安全性や返済できる見込みがあるかなどを示す指標です。
しかし、中小企業に関しては、有利子負債比率を計算する上で、注意点を把握しておく必要があります。
注意点というのは、「返済する義務のない負債は除く」というものです。
返済する義務の無い負債の例としては以下のようなケースが挙げられます。
- 債権放棄や塩漬けが容認されている役員や身内からの借入金などの負債
- 返済期限のない代表者や身内に対する未払金など
返済期限がない、また、返済義務のない負債を除いたうえで負債比率を計算することで、より正確に負債比率が算出されます。
また、銀行などの金融機関から融資を受ける場合は、返済義務や返済期限を除いて、有利子自己負債比率を計算したほうが、有利になります。
なので、有利子負債比率は、返済する義務のない負債は除いて計算しましょう。
有利子負債比率の計算式
有利子負債比率の意味が分かった所で、有利子負債比率を求める為の計算式をご紹介します。
有利子負債比率は、下記の計算式により算出できます。
- 有利子負債比率=有利子負債÷自己資本(株主資本)×100%
理解を深める為に、2つの計算例により理解を深めましょう。
- 例1)有利子負債:15億円、自己資本:30億円
- 例2)有利子負債:50億円、自己資本:200億円
それぞれの有利子負債比率は、下記の通り計算されます。
- 例1)有利子負債比率=15億円÷30億円×100%=50%
- 例2)有利子負債比率=50億円÷200億円×100%=25%
有利子負債の金額自体は例2の方が多いものの、有利子負債比率は例2の方が低い(安全性が高い)です。
有利子負債の金額だけでは安全性を測ることは困難であり、自己資本との比率により安全性を判断できる訳です。
財務状況の安全性を測る際は、有利子負債の金額ではなく、有利子負債比率を確認しましょう。
自己資本比率と有利子負債比率の違い
自己資本とは企業が株主等から借入れた原則、返済の義務がない資本のことを指します。
たとえば、返す必要のない株主からの出資金や資本準備金などのことで、返済義務のある銀行からの借金より自己資本が大きければ大きいほど経営が安定していると判断することができます。
この自己資本の大きさを判断するための財務上の指標が自己資本比率です。
自己資本比率は総資産にたいしての自己資本の割合を計測するものとなっていて、この数値の高さと企業の財務の安定性は比例します。
一方、有利子負債は、自己資本に対する有利子負債の大きさを測るための指標で、その数値は小さいほど経営が安定しているということになります。
つまり、自己資本比率が高く有利子負債比率の小さい企業は財務が安定しているといえます。
有利子負債比率の適正水準と目安
次に、有利子負債比率の適正目安をお伝えします。
低い方が良いとされる有利子負債比率ですが、具体的にはどの程度が適正目安なのでしょうか?
一般的な中小企業であれば、100%以下が適正目安と言われています。
100%を超えると自己資本よりも有利子負債の方が多い状態となり、資金繰り悪化や経営不振に陥るリスクが一気に高まります。
よほどの理由がない限り、有利子負債比率は100%以下を維持しましょう。
100%以下が適正目安と言っても、低いほど良いという訳ではありません。
全く負債が無ければリスクはない一方、事業を成功させる資金が不足する可能性が高まります。
事業の成長を図る為には、数百万円〜数千万円規模の投資が必要となる場合があります。
中小企業が自己資本のみで数百万円〜数千万円を確保する事は困難である為、銀行から大規模な資金調達を行う必要があります。
事業の維持・成長を目指す上でも、最低限の借入は必要でしょう。
有利子負債比率の平均
この項では、有利子負債比率の平均について解説します。
適正目安は100%以下ですが、有利子負債比率の平均はどの程度なのでしょうか?
2013年に「商工総合研究所」が調査した結果によると、中小企業の有利子負債比率は平均で190%程度でした。
このデータは、経営状態が著しく悪い企業も含んでいます。
優良な生存企業に限定すると、有利子負債比率の平均は顕著に低くなります。
生存企業の有利子負債比率平均は、約75〜80%程度と言われています。
つまり会社経営を維持し続ける為には、80%程度の有利子負債比率が理想であると言えます。
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